1年半の振り返り続編 リプレイを見る時の観点の出し方
今回はリプレイを見る時に自分がやっていた事を書こうかと。
リプレイを見るっていうのは上達するために大事だ、とよく言われています。
しかし、ただ単純に見るだけでは
すげー
うめー
つえー
って感想しか出ないものです。
楽しむためならそれでいいんですが、参考にするために見ている事を考慮すると時間がもったいないですよね。
なので、そんなの俺もしてるよ、
となるかもしれませんが僕がやってたことを書いてみます。
まずリプレイを見るに当たって、大事なのは疑問を持つことです。なので無から疑問を生み出すのではなく材料を探しましょう。
手順はこんな感じです。
1.リプレイを見たい人を決める
2.自分と比較するための情報を集める
3.両者の差分を把握してリプレイを確認する
この3段階にわけています。
自分と比較するための情報を集めるっていうのは見たい人と自分の対戦プレイヤーデータを確認します。
そして、自分と見たいプレイヤーの以下の内容を全てメモなりなんなり控えていきます。
通常技使用率
通常技ヒット率
ガード
注意しなければならないのは回数ではなく、割合です。
割合は見た日時によって差は生まれません。ほぼ一律かと思うので割合を見ていきましょう。
ここら辺をメモして、まずは比較します。
また、どちらを主体にして見るかに関しては基本的に強いプレイヤーのリプレイを見るはずなので自身より各技の強みを出せる使い方をしていると仮定します。
まず、使用率から何を読み取れるかというと、その人が戦っている間合いです。
例えばガチさんと僕で比較したものはこんな感じです。
インファイトな間合いで使う技は5小P、2小Pの使用頻度くらいであまり差はないのですが牽制技に大きな差があります。
具体的に言うと僕は5大Kと2大Pを多用していますが、
ガチさんはその2つの技の使用率は控えめでその代わり中攻撃の牽制の使用率が高く、
2小Kの割合も僕の方が高いです。
以下はあくまで僕の見解ですが
「リーチが長く強いが飛ばれたらフルコンみたいなリスキーな技をあまり使わず、それらよりリーチが短くリスクが低い技が届く間合いを保って戦っているのではないか」
と仮定することができます。
で、2小Kをあまり多用しないということは間合い把握を視認する能力が自分より明らかに高く、技を振らずとも歩きで間合い調整をしている
とも取れます。
こういった考えを持つには各技の強みを理解しているのも前提になりますが、これを実施した後に「なんでそうするの?」と考えるのもありです。
最終的に自分なりの見解をだせばよくて、間違いだと判断したらやり直せばいいだけなので。要はリプレイを見る上で観点を持つのが大事ってことですね。
ヒット率は自分と比べて割合が高いのであればその使い方が少なからず自分より適切だと判断することも出来ます。
こういった可視化された使用頻度を確認していくとリプレイを見る上で様々な観点を持った状態になります。
どうやってやるのか
なんで当たるのか
自分はこうしているのにこの人はなんでこうするのか
などなど。
あくまで個人的な使い方で、正しい見方かどうかは分かりませんが上手くなりたいから他の人を参考にしたいんだけどどこを見ればいいか分からない、となった際にこの方法はおすすめです。
今日はそんな感じで。