ラシード調整所感 その2 攻略編 5大K
今回はじゃあ今後何していけばいいの?という話を。
調整のコンセプトとしてはラシードの逃げ要素を弱くし、その代わり横押し性能を追加し攻める要素を追加した感じなんですが、果たして本当に思惑通りなのか。
今回の目玉はなんといっても5大Kと三角跳びの調整ですね。
この二つに絞って色々攻略を書いていくつもりです。まずは5大Kから。
◼️5大K
★今までの使い方
まずはフレームからおさらい
発生16F 持続2F 硬直22F
ヒット時に+2F ガード時に-4F
クラカン対応
ラシードの通常技のリーチの中では最長となっており、かつ空中判定になるので投げ読みや下段読みで打つと当たりやすい技となっています。
ガードされるかどうかは別と考えれば技を出すまでが強くリターンもある技です。
しかし、ガード時に-4Fなので4Fからコンボに移行可能なキャラにはガードされると漏れなく反撃される技となっており
以下の条件を満たす場合に使う技と考えるのがラシードのセオリーになっています。
★今までの5大Kが有効になる条件
1.Vゲージが溜まっている
2.少し離れた位置で4Fが届かない技を持つキャラに対して牽制する
3.ゲージを消費しないと反撃が安いキャラのゲージがない場合
見てわかる通り間合い管理の精度や、
状況確認をすることではじめて使える技であって闇雲に使う技ではありませんでした。
しかし、今回の調整はノックバックが広くなったため、
2と3に影響を与えていて、一部のキャラに対しての条件だったものが様々なキャラに対して有効になっています。
この調整により奇襲技といった類の技であった技が主力牽制に格上げとなります。
★技自体の使い方
・奇襲
ラシードの得意な間合いは2大Pが届く間合いなので、
2大Pの間合い外ギリギリの距離を維持している相手の意識外を突くように使うのが基本となります。
この距離ならラシードの主力技で届く技はない、という意識を逆手にとった行動です。
・前ステとの対の択
この技は発生16Fでラシードの前ステは15Fとなっていおり、
前ステを意識させた相手に刺さる技となっています。
今までは微歩き2大Pや2中Kといった技で差し込むのが基本でしたが、
基本といってもラシード側の練度が求められる行動なのでダイヤ帯以下の人には難しかった印象です。
そういった部分が5大Kの強化により前ステに対する置き技狩りや、
予備動作を見て前ステを止めようとする相手に対してリスクを与えやすくなりました。
もちろん5大Kと前ステ+発生4F以上の打撃で比較するとフレーム的には最低でも5Fの差があるので少し待つ必要がある分、
完全にフェイントとして機能させるにはそれなりに練習が必要かなと思います。
・単発確認
以下の内容はアーシファ発動に影響があるものです。
今回はノックバックが広くなった事により、この単発確認が非常に有効かつ重要になりました。
まずは今までの5大Kキャンセルトリガー発動をやる理由をまず考えてみましょう。
・5大Kの隙消し
・ガードの密着から有利な2択を仕掛ける
隙消しに関して、
そもそもガードバックが広くなり隙はあるままだけど届かなくなりましたよね?
密着から〜に関して、
ガード時に+8になるのですが、
今回の調整からガードバックが広くなったから+8になったとしても投げ間合いにならないため歩いて択を仕掛ける必要があります。
個人的には面倒です。最速バクステに勝つようにするには2中Kを当てる必要があります。
しかし、この時点でVゲージを消費する必要がでてきますね。
こうやって一つずつ紐解いていくと
せんせー、5大Kをガードした相手に発動する意味あるんですか?
という話になってきます。
ちなみに僕は少なからず画面中央でやる意味はないな、と考えている派です。
理由としては、5大K発動は5大Kざ当たるまでの技の強さを活かし
ガード時のリスクを補強するために発動する意味合いが強かったのですが
今回からはガードバックが大きくなったことによりそこからの崩しで得るリターンが減ったからですね。
今まではガード直後に相手が最速バクステをした場合、2大Pが刺さるのですが
今回から2大P>2中Pが届きにくい間合いになっています。
どうやら密着以外は繋がりにくく2中Kに連携する必要があるようです。
つまりガード直後に読み勝った場合のリターンは少し減っています。
ガード時に相手の技が届かないことを前提として、
ガード後の読み合いを詰めるなどすればこのフォローする考えを捨てていいという結論です。
そもそもヒットした時だけ発動とかできるの?という話ですが、出来ちゃうんです。
5大K単発ヒット確認はできます。
さらに意識を高くするとクラカン時は発動しないという確認もあるにはあるんですが、
これは僕にはできません。我々一般人は通常クラカンどちらにも発動しましょう。
・ガードされた場合
今回から5大Kガード後に相手が打ち返した技が届かないケースが増えていくと思います。
ランクマやラウンジで対戦した際の傾向を見ていると以下のケースに分類できます。
1.4F以下の技を打ち返す
2.発生7F以下の技かつ、ラシードに届く技を打ち返す
3.こちらが固まると予測して踏み込む
共通してるのはどの場合も相手が動いていて、ラシード側がガードする前提の行動となっています。
- 4Fはスト5では抗えない状況なので当然なのですが、
ラシード側は距離が離れている事を忘れてはいけません。
結論から言うと、
5大K後にリバサでガードするのは変わらないのですがそのガード後に2中Kを置くという使い方ができます。
つまり
最速打ち返しをガードしてワンテンポ置いて2中Kを押す
これが可能です。
これにより、以下のような形になります。
打ち返した届かない技に差し返し
届く打ち返した技にはガード
踏み込みには2中Kが刺さる
と言った感じです。
また、ラシードは2中K確認という強力な武器があるのでリターンも申し分ありません。
そして2中Kという技自体、
差し返しを狙うことがとても難しい技なので置き得な技となっています。
しかしながら、これが有効なキャラはきちんと調べていません。
恐らくキャラによっては2大Kを使う必要も出てくるかなと考えています。
★コンボ
最後にクラカンコンボです。
特に面白いものはないので雑にかきます。
・遠い間合い(6中P初段が届かない間合い)
大KCC>弱イーグルのみです。
ちなみに、6中Pが届くと勘違いしてやってみたら空振りした場合において
相手が受け身を取ってもラシードが+3以上有利なので事実上攻め継続になります。
・6中Pがギリギリ届く間合い
大KCC>6中P>アサルトネイルか強イーグル
ゲージ優先でネイル、ダメージ重視で強イーグルみたいな感じです。
・6中Pが余裕で届く間合い
大KCC>6中P>中ワール>ネイルorダッシュイーグルorEXイーグル
いつものやつ
まあ簡単ですね。
クラカンしたら6中Pからネイルか中ミキサー、もしくは補正切りです。
今回は調整対象だった5大Kに絞り書いてみました。
今日はこんな感じで